深海魚水族館が楽しすぎる
デートスポットと言えば
必ず三番以内には出てきますが
私は水族館が嫌いです。
だってだって…
静かで薄暗くてどこまで行っても
似たような魚が無言で泳いでいるだけ。
正直デートで水族館に連れて行かれたら
出口でそのまま別れてしまいそうなくらい。
それでも、そんな私でも楽しいと感じる水族館があるのです!
それが、沼津港深海魚水族館。
名前の通り、沼津にあります。静岡です。
東京からは、こだまに乗り三島で下車。
駅の目の前のバスロータリーから
沼津港行きのバスに乗れば10程度で到着。
港の直ぐ近くにあるので、行くとすぐに分かります。
2011年にできたばかりなのでとてもキレイ。
普通の水族館を想定していると
あまりのコンパクトさに驚くかもしれませんが
中身はとっても充実しているの安心してください。
入館料は大人1600円 子供800円
規模の割に高く感じるかもしれませんが
コストに見合う中身なので安心してください。
入ってすぐのところは
浅い海と深い海にいる魚の比較コーナー
浅い海と
深い海
同じ種類の魚ではないのですが
心なしか似た系統の魚を並べてある気がします
このブサイクさがなんともたまらん!
何時間見ていても、飽きない。
展示されている魚は
飼育方法が試行錯誤状態のためすぐに死んでしまう種も多く
普通の水族館よりも入れ替わりが激しいので
行く度に違う面々を見ることができます。
そして2Fに上がると主役のシーラカンスコーナー
マイナス20度で保存されているシーラカンス。
ワシントン条約の保護対象のため国内で見られるのはここだけ。
レプリカも含めここでは5体のシーラカンスが展示されていて
うち1体が剥製、2体が冷凍、残りがレプリカです。
全長180cm体重80kgくらいでとても迫力あるシーラカンスですが
脳みそは小指の先ほどのサイズしかないのが憎めないところ。
決まった時間に飼育員さんがシーラカンスをはじめ
深海魚にまつわるおもしろい話をしてくれるプログラムもあるので
是非見て聞いて楽しむのがオススメです。
このあともいくつか深海魚の展示がありますが
私の一番のお気に入りは、ダイオウグソクムシ。
深海魚は総じて動きが鈍いですが
こちらは基本的にびくともしません。
たまに足先だけゆらゆらさせているのが、萌えポイント。
そして正面からのご尊顔がまたかっこいいのです。
戦隊ヒーローみたい。
…これ以上語り始めると終わりが見えなくなるので
このあたりでやめておきますが
とにかく魅力あふれる生物たちがたくさんいるのです。
このあとはお土産コーナーを抜けると出口です。
規模は小さいですが、じっくり見て回ると
全体所要時間は約2時間前後です。
水族館の周りには
沼津港で獲れた新鮮な魚を売りにしている食事処が
たくさんあるので(小さな築地みたい)グルメも堪能できます。
今は閉店してしまったようですが
2年前には深海魚丼のお店がありました。
どれが何の魚か忘れてしまいましたが
食感が面白かったです。
水族館の斜め前にある回転寿司では
アブラボウズや金目鯛などの一部深海魚を握っているので
そちらもオススメです。
魚を見て聞いて食べて楽しむ日帰り旅行
是非一度行ってみてはどうでしょう?