脱サラ主婦トレーダーを目指す さだるなの戯言

「生まれた瞬間からゆっくりと死んでいる」をモットーに、最小限の努力で最大限の利益を得ることを目指して日々生き急いでいる さだるな。苦労や面倒なことが嫌いで富めることが大好き。旅と紅茶とインドカレーを作って食べることが生きがいで、二番煎じ、所帯じみること、不健康が大嫌い。そんなわがまま天邪鬼。

外食と自炊、どっちが安い?

 一人暮らしだと「節約のために自炊しなくちゃ!」と思って、とりあえず調理器具を揃えてしばらくは頑張ってみたりしますよね。

 

 しかしだんだんと、仕事が終わるのが遅くなって「今から台所に立つのは・・・」となったり、飲み会が立て続けに入っているうちに、たまに早く帰れた日でもつい面倒くさくなってしまったり。おそらく経験のある方は多いと思います。

 

 確かに自炊をすると、自分の摂取するものを自分で作るわけですから健康管理はしやすいし、外食と比べるととても安価で済ませることができます。ただゼロベースから自炊を行える環境を整えるにはそれなりの準備と出費が要ります。

 

 お料理に必要不可欠なお鍋、フライパン、炊飯器、調味料一式・・・と買っていくとブランドやデザインに拘らなくてもざっと10万円近くかかってしまいます。またお料理の経験がなければ、料理教室に通ったり、そこまで気合を入れなくとも基本を習得するにはそれなりの時間と労力を要するでしょう。

 

 ここまで時間とエネルギーを費やしてやっと自炊が行える環境を調えたのに、飲み会が多くてあまり家で食事ができなかったり、遅くまで残業することが定常化されてしまっているというような生活パターンの場合、週の大半は外食で済ませ、たまに時間があれば自炊をする、という選択をすると却ってコスト高です。毎食高級レストランに行くというなら別ですが、ワンコインで食べられるようなお店であれば、下手に自炊を織り交ぜるよりも外食なら外食に徹底して調理器具も一切買わないほうが安上がりなのです。

 

 もちろんコストではなく健康のためやお料理自体が息抜きになるという人は別です。私はお料理が好きで自分では得意な方だと思っておりますが、基本的に1食あたり30分以内でできるものしか作りません。いくらお料理が好きとは言え、一回の食事のために1時間も費やすのは割高と感じるのです(カレーを作るために2時間以上かけることもあるが、大鍋で12食分作るのでむしろ割安)。

 

 同じような理由でお菓子も食べるのは大好きですが自分では作りません。お菓子作りはお料理と違って分量をきちりと量らなければならない上に、私の腕ではどう頑張ってもパティシエが作ったものの方が美味しいのです。またお菓子は原材料費が高いため大抵のものは完成品の方が安上がりなのです。

 

 ですから、節約のために「とりあえず自炊してみるかー」と思っている方は、一度立ち止まって考え直したほうがいいかもしれません。